今回は、マスクのリフレッシュや手指消毒用エタノールの代替品として使用できる、バラで作ったアロマハンドスプレーのレビューです。
ローズバリアスプレー
バラとオーガニックハーブの精油、エタノールはサトウキビ由来で、天然由来成分の100%という、ハンドスプレーです。
では使ってみます。
公式サイトから注文します。
ローズバリアスプレーのボトル本体とパンフレット、リーフレットが届きました。

パンフレットのローズバリアスプレーのページを開いてみます。
手に使う場合とマスクに使う場合の使い方が写真付きで書かれています。

ローズバリアスプレーの開発秘話のリーフレットを見てみます。
国内のバラ園で年間27万輪のバラを収穫していることや、飲食店の営業自粛で食用バラの取り扱いがキャンセルとなったことが書かれていて、そのため、農薬を使わずに愛情たっぷりで育てたバラたちの破棄を心苦しくも考えなくてはならなくなったことも書かれています。
このようななか、この食用バラで社会のためになる商品を作ろうと考え、ローズバリアスプレーの開発に至ったということなんですね。
行き先のなくなった食用バラからの開発ということではありますが、愛情をこめて育てたバラを捨ててしまうことに躊躇し、苦しい日々が続いているなか、社会の役に立てようと懸命に考えをめぐらせ開発に至った経緯がすてきだな、と好感が持てるお話でした。

本体のボトルを見てみます。
使い方がこちらにも書かれています。

手に取ってみます。サラサラで無色透明の液体です。
手指消毒用エタノールと同じように、手指にまんべんなく塗り広げて使います。ローズバリアスプレーにもエタノールは含まれていますので最初にエタノールのにおいがしますが、手指に広げているうちにエタノールのにおいは消えていってバラとハーブの香りに変わっていきました。

マスクにも使ってみました。
1~2プッシュくらいでいいようです。スプレーしたらマスクを振ってエタノールのにおいをとばします。それからマスクを使います。バラの香りのするマスクになりました。何度か試したのですが、マスクのちょうど鼻のあたりになる中央付近にスプレーすると、存分にバラの香りを楽しめるマスクになります。香りはけっこう持ったので、しばらくのあいだ、バラの香りのするマスクを楽しめました。

飲食店の営業自粛で行き場のなくなった食用バラを捨ててしまうのではなく、社会に役立つやりかたで生かしたという開発秘話が、バラへの愛情を感じてとても好感です。
ですがそれだけではなくて、実際に使ってみての使用感もよくて、手やマスクがバラとハーブの香りになる感覚は爽やかで、香りに包まれて高揚感とともに日常を送ることができるアイテムと思いました。
手やマスクのほか、枕などの寝具ですとかハンカチや衣類にも、というふうに書かれていて、生活の中のさまざまなところにスプレーすると、生活全部がバラの香りで包まれてほんとうにすてきになりそうだなと思いました。