和紅茶専門ブランド「雅紅茶」のレビュー やさしい芳醇なあじわいでした

レビュー

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今回は、栽培(原産国日本)・加工・袋詰め・配送、すべてが日本国内という、和紅茶専門ブランド「雅紅茶」です。国産の紅茶を飲む機会というのは少ないのではないでしょうか。お試しセットをPR用に提供いただきましたのでレビューしますね。

雅(みやび)紅茶

紅茶と言えばインドやスリランカ、中国をイメージしますし、「世界三大紅茶」と言われる紅茶もダージリンとウバとキーマンで、それぞれインド、スリランカ、中国の紅茶です。

これらもおいしい紅茶で、ウッディな香りを楽しんだり、キーマンに至ってはスモーキーさを楽しむことができます。

ですが、それぞれの個性が強めなように感じられることもあり、ミルクティーでやわらげて飲むことも多いですし、すべての日本人に合うかと言えば必ずしもそうではないという人もいるでしょう。

紅茶のなかでも、やさしい、ストレートでいつも飲み続けられるものがないかなと感じていた人もいるのではないでしょうか。

雅紅茶は飲んでみて、やさしくて癖がなくすんなり飲めて、豊潤さを併せ持つものでした。

私自身、日本で紅茶を生産していると考えもつきませんでしたが、雅紅茶のサイトによると、明治~大正時代には、日本国内で輸出用の紅茶の生産が盛んにおこなわれいたのだそうです。その後輸入品が多くなり国産の紅茶はなくなっていったそうなんですが、現代になり、日本ならではの紅茶作りをしようという機運の高まりとともに、国産の紅茶が注目されるようになったのだそうです。

そして、香料や着色料がすべて無添加で、国内の厳選された素材が100%、国産茶葉のすばらしさを十分に引き出せるようにと日々生産者さんたちが試行錯誤しながら向き合い生産しているという紅茶を私たちにも飲めるようにしてくれたのが、和紅茶専門ブランド「雅紅茶」というわけです。

雅紅茶を淹れます

こちらが雅紅茶のお試しセットです。オリジナルのロゴ入りのパッケージのティーバッグ入りの茶葉に、淹れ方の説明がついてきます。

まずですね、国内のこれほどの地域で紅茶が生産されているというのが驚きでした。

今回淹れるお試しセットは6つの和紅茶のセットになっていて、

  1. USHIJIMA (株)牛島製茶(福岡県)
  2. TSURU 鶴製茶茶園(福岡県)
  3. AMANO 天の製茶園(熊本県)
  4. AIKAWA 相川製茶舗(佐賀県)
  5. OHTA 太田重喜製茶工場(佐賀県)
  6. SHINSADO (株)知覧心茶堂(鹿児島県)

というラインナップです。

すべて九州で、雅紅茶のブランドプロデュースの本体が九州にありますので、各生産者さんたちとのタッグが綿密なことを想像させます。

国内でのお茶の生産というと緑茶のイメージが強いと思いますが、緑茶の日本三大銘茶は宇治、静岡、狭山と言われるものの、生産量で言う三大産地ということですと静岡県、鹿児島県、三重県ということらしいんですよね。

近年鹿児島県内での緑茶の生産量が増えてきていて、すでに全国の生産量の30%を超え、同じ30%台の静岡県と並んできているとか!

私自身、九州でのお茶の生産のイメージが薄かったのですが、この数字は、九州という地でのお茶の生産はむしろ盛んなのだし、私のなかの、お茶の生産地のイメージを改めないといけないなと思ったのでした。

そして、これも知らない人が多いかもですが、緑茶も紅茶も同じ「茶の木」の新芽を摘んで加工したもので、とても大雑把に言いますが、加工の方法や度合いの違いで緑茶になったり紅茶になったりするわけです。この点もふまえると、大きな全国シェアを持つお茶の大生産地の九州は、紅茶の生産のポテンシャルを十分に持つ土地なんだと思います。

さて、淹れ方の説明を見ながら和紅茶を淹れていきます。紅茶は説明どおりしっかりと淹れることでおいしさがかなり違うと思います。

今回淹れるセットはティーバッグで、淹れ方の説明を見ると、

  1. 紅茶器をあらかじめ湯通しして温めておく
  2. ティーバッグをカップに入れる
  3. 沸かしたてのお湯を注ぐ
  4. ふたをして1~2分蒸らす
  5. ティーバッグをそっと数回振って取り出し完成

ということで、あらかじめお湯を通して紅茶器をあたためておくこととか、お湯は二度沸かしではない方がいいということですとか、ティーバッグを取り出す時に振りすぎると渋み成分が多く出てしまうので注意、とかということも詳しく書いてあって、こういうことは知らなかったりやっていなかったりということも多いかなと思います。

ですがこういったことは紅茶を淹れるときの基本的なことですし、こういったことに気を付けることで、実際に紅茶のおいしさが結構違ってきます。大切なことと思います。淹れ方の説明を紅茶と一緒につけているのはこのためと思いますし、とっておきの国産紅茶をおいしく飲んでもらいたいという気持ちが感じられますね。

では淹れていきましょう。

AMANOをチョイスしてみました。「Made in 熊本県」の表示が見えますね。熊本県の天の製茶園が生産者さんの紅茶です。

ティーカップに湯通しします。

湯通しのお湯を捨てて、ティーバッグを入れてお湯を注ぎます。

ふたをして蒸らします。今回はティーカップのソーサーを使いました。

振りすぎないようにちょっと気をつけながらティーバッグを取り出して完成です!

澄んだいい色をしています。

飲むと、くせのなさがよく分かります。すーっと香りがして強すぎず、浅い感じもしないけれどもすんなりとストレートで気持ちよく飲むことができましたね。ひとくち口にして飲み、すーっとゆっくり鼻から息を吸い、静かに深呼吸するようにしてゆっくりと息を口から出すと、このやさしい紅茶のフレーバーを胸の深くから感じることができました。

やさしくすんなりと飲むことのできる紅茶になっていて、よくよく考えられ試行錯誤して丁寧に作られた紅茶であることが感じられます。そして、このやさしくすんなりと飲めるということが、飽きがこずずっと飲めそうな紅茶だなと感じます。

国産の紅茶を飲んだことがありますか?

和紅茶「雅紅茶」のサイトをご覧になっていただきますと美しいお茶畑の写真とともにさらに詳しいことが分かりますし、もし興味を持たれましたらぜひ一度お取り寄せになって飲んでみることをお勧めします。