SK2とドモホルンリンクル
SK2とドホルンリンクルどちらもあこがれのブランドではないでしょうか。
どちらがいいか迷って比較してみたいと思っている人が結構多いです。
そこで今回はSK2とドモホルンリンクルを、
- それぞれの特徴と使用感
- 価格面
- 「お試し」で使用できるのか。電話営業は来ないの?
で比較してみました。
SK2とドモホルンリンクルの特徴と使用感
共通する特徴としては両者ともそれぞれにエイジングエケアに対応しているスキンケア化粧品というところです。
成分のほうは全く違っていて、それぞれ特徴的に配合している中心的な成分をおおまかにいうと
となっています。
SK2といえば酵母発酵エキス「ピテラ」。特徴と使用感は?
【SK2と言えば「ピテラ」】というほどピテラはSK2にとって重要な成分で、SK2のすべてのアイテムに配合されています。
特に人気の化粧水「フェイシャルトリートメントエッセンス」はほぼまるごとピテラからなります。ここが特徴的なところです
これがSK2を代表するアイテムです。
全成分はとてもシンプルで
- ガラクトミセス培養液(ピテラ)
- BG
- ペンチレングリコール
- 水
- 安息香酸Na
- メチルパラベン
- ソルビン酸
となっています。
特に、フェイシャルトリートメントエッセンスはSK2の中でもピテラの配合が最も多くなっていて、成分の90%以上をピテラが占めています。
全成分の表示はとてもシンプルですがピテラにはさまざまな成分が含まれています。
ピテラは
- 酒造りの杜氏が年齢を重ねしわが刻まれている顔をしているにもかかわらず美しい手をしていることから研究が始められたもの
で「ガラクトミセス」という名前の酵母が発酵するときに生み出されるエキスです。
ピテラは無色透明の液体で
- ビタミン
- アミノ酸
- ミネラル
- 有機酸
が豊富に含まれていますし、天然保湿因子(NMF)と同じ成分を含むことも分かっています。
NMFは肌の透明感、柔らかさ、滑らかさを向上してくれます。
ピテラの発見、SK2の販売からすでに約40年経っていて、ピテラを中心にすえて開発されたSK2はすでに多くの方に愛用されています。
「フェイシャルトリートメントエッセンス」はさらさらしたテクスチャの化粧水で、
- バシャバシャとたくさん使って1か月ほどで効果が出てきて美肌になった人
- 長年SK2を使っていて年齢がわからないほどの美肌を維持している人
のお話を私も実際にたくさん聞いています。
美肌に敏感な多くの芸能人にも愛されていて「芸能人美肌ランキング」でも
- 綾瀬はるかさん(1位)
- 桃井かおりさん(3位)
- 小雪さん(4位)
- 山田花子さん(5位)
というように上位のほとんどをSK2にかかわりのある人が占めています。
SK2は間違いなく効果のある化粧品なのです。
ちなみに「芸能人美肌ランキング」の第2位は藤原紀香さんで日本酒をお風呂に入れて美肌の努力をしているそうです。
こちらについても、SK2が酵母の発酵エキスをメインの成分としているので日本酒で美肌をめざすのと関連を感じますね。
最後に付け足しですがSK2は間違いなく効果のある化粧品なのですが
- やや肌の弱い人にはピリピリする感じがあったり
- 酵母発酵エキス特有のにおいがあって「よだれのにおいがする」と感じてSK2をやめていった人もいます。
肌が弱っていたり敏感になっている人には刺激を感じたりすることもあるようです。
また、SK2は癒されるにおいではないので化粧品に癒しを求めるにはSK2はふさわしくないかもしれません。
※参考記事:SK2がヒリヒリするとかしみるとかという件
ドモホルンリンクルはコラーゲンと和漢のエキス。特徴と使用感は?
ドモホルンリンクルのスキンケアラインは全8点からなります。
- 化粧落しジェル
- 洗顔石鹸
- 泡の柔肌パック
- 保湿液
- 美活肌エキス
- クリーム20
- 保護乳液
- 光対策 ドレスクリーム
ドモホルンリンクルではこれらを「準備3点、基本4点、日中ケア」というふうに呼んでいて、このうち最も重要とされているのが、上記4~7の素肌を育む「基本4点」です。なかでも「クリーム20」は
- コラーゲンが高配合され
- さらに再春館製薬所の和漢の独自原料9種類すべてが使われている
ドモホルンリンクルを代表するアイテムです。
クリーム20もSK2と同様にロングセラーのアイテムです。1974年に日本で最初にコラーゲンを配合した基礎化粧品として誕生したコラーゲンケアのパイオニアです。
誕生以来改良を重ねて現在で20代目です。
ドモホルンリンクルもSK2同様、実績があり間違いなく効果のある化粧品と思います。
クリーム20の成分を見てみます。
コラーゲンの原料に現在は魚を使い配合、また、非常に多種類の和漢の植物を使っていることが特徴的です。
- ナイアシンアミド(有効成分)
- 水溶性コラーゲン液-ST(ハモの皮)
- 加水分解コラーゲン液-ST(ハモの皮)
- 加水分解コラーゲン液(5)(マツダイの鱗)
- 人参エキス
- 油溶性人参エキス-2
- 御種人参発酵液
- グアバ葉エキス
- サワヒヨドリエキス
- チューリップ花エキス
- ピンピネラサキシフレイジエキス
(以下、非常に多いので並べて書きます)
- 蜜香紅茶エキス-ST、甘藷発酵エキス、米抽出物加水分解液V、サクラ葉抽出液、ナツメエキス、ツボクサエキス、水添大豆リン脂質、オレイン酸フィトステリル、親水性乳酸菌発酵米・P、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、フィトステロール、シュガースクワラン、イソステアリン酸イソステアリル、紅花油、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、アルカリゲネス産生多糖体、キサンタンガム、天然ビタミンE、ビタミンE、ステアリン酸、ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA塩、ステアロイルグルタミン酸Na、イソステアリルグリセリルエーテル、ベヘニルアルコール、アラキルアルコール、ステアリルアルコール、BG、濃グリセリン、ジグリセリン、ペンチレングリコール、クエン酸Na、クエン酸、精製水、グリセリン脂肪酸エステル、ラウリン酸ポリグリセリル、カワラヨモギエキス、チョウジエキス、ノバラ油、ラベンダー油、ローマカミツレ油
ドモホルンリンクルは、魚由来のコラーゲンと多種類の和漢の成分にこだわり、また、天然の成分を使うことにこだわっていることが特徴的です。
ドモホルンリンクル全体で天然成分ではないものは
- 保湿や植物からエキスを抽出するために使うBG(ブチレングリコール)
- 肌へのなじみをよくするために「光対策 ドレスクリーム」に配合しているシリコン油
- きめ細やかい泡を形作るために「泡の柔肌パック」に使われているLPG(液化ガス)
となっていて最低限のものと思います。
ドモホルンリンクルの使用感ですが、SK2がさらさらのテクスチャでバシャバシャと使えるのとは対照的でしっとりまったりとした濃厚なテクスチャとなっています。
特にクリーム20はクリームなので比較して濃厚なのは当然かもしれませんが、ドモホルンリンクルのラインは全体的にまったりしたテクスチャの感じがあります。
ですので乾燥気味の肌の人によく受け入れられ使われています。
ただ逆に脂性肌でオイリーな肌質の人にはドモホルンリンクルだと濃厚すぎて使用感がまあまあという印象です。
なお、自身では脂性肌と思っていたけれども、よく調べたらインナードライ肌だったということもありえます。肌の表面が常にオイリーなんだけど、実は肌が乾燥がちだったので皮脂が出ている状態だったという肌の状態です。ご自身の肌質をよく確認されるといいと思います。
価格の比較
SK2もドモホルンリンクルも価格が高めですべてをライン使いするとかなりの出費になります。
仮にドモホルンリンクルの全8アイテムを買うと
- 化粧落しジェル 5,500円(約60日分)
- 洗顔石鹸 5,500円(約60日分)
- 泡の柔肌パック 13,200円(約45回分)
- 保湿液 5,500円(約60日分)
- 美活肌エキス(薬用美白) 11,000円(約60日分)
- クリーム20 価格14,300円(約60日分)
- 保護乳液 5,500円(約70日分)
- 光対策 ドレスクリームSPF50+・PA++++ 5,500円(約75日分)
※価格はすべて税込
で66,000円となります。
ライン使いするとなると最初に66,000円かかります。
1か月当たりに換算しても34,257円です。
今後ずっと毎月34,257円かかり続けるということになります。
SK2もライン使いするとなると同様にかなりの出費を覚悟しなければならないことになってしまいます。
SK2もドモホルンリンクルも必ずしもセット販売で買わなければならないということはないですしひと月に34,257円を使い続けるというのはやはり高めですので、
- SK2を使ってみるなら「フェイシャルトリートメントエッセンス」
- ドモホルンリンクルを使ってみるなら「クリーム20」
というように貴重なお金をスキンケア化粧品のうちでも大事なところに集中して(笑)、現実的に考えてみます。
そういうことで
- SK2の化粧水「フェイシャルトリートメントエッセンス」
- ドモホルンリンクルの「クリーム20」
と、化粧水とクリームという違いがあるものどうしではありますが比較してみます。
SK2「フェイシャルトリートメントエッセンス」(75mL、約20日分)の価格
いくつかのサイトで販売しています。
- 楽天市場で最安値は5,600円(税込み、送料無料)
- Amazonでの最安値は6,400円(税込、送料無料)
- 「価格.com」での最安値は5,400円(税込み、送料東京都で600円)と出ました。
このくらいで最安でしょう。
で、SK2「フェイシャルトリートメントエッセンス」(75mL)は最安値が5,600円(税込み、送料無料)でした。
ドモホルンリンクルの「クリーム20」(30g、約60日分)の価格
- 公式サイトからだと送料無料税込み価格14,300円
- 「価格.com」で最安値を調べるとAmazonに出店している再春館製薬所の14,300円と出ました。これは公式のショップですし定価ですね。
ということで、
ドモホルンリンクルの「クリーム20」(30g)は定価が最安で14,300円(税込み、送料無料)でした。
価格を比較する
- SK2「フェイシャルトリートメントエッセンス」(約20日分)は5,600円(税込み、送料無料)
- ドモホルンリンクル「クリーム20」(約60日分)は14,300円(税込み、送料無料)
でしたので、
1か月(30日)あたりの価格で比較すると、
- SK2「フェイシャルトリートメントエッセンス」は8,400円(税込み、送料無料)
- ドモホルンリンクル「クリーム20」は7,150円(税込み、送料無料)
となり、ドモホルンリンクルのクリーム20のほうがひと月当たり1,250円低くなりました。
ただ、両者とも単品での価格であり、実際の毎日のスキンケアではクレンジング、洗顔、日焼け止めをはじめ、SK2の場合はこれに乳液かクリームが必要ですし、ドモホルンリンクルのクリーム20の場合は、化粧水も別途使うかもしれません。さらに美容液も使うかもしれません。
ですので、今回調べた価格だけで毎日のスキンケアが完成するものではなくて、さらに費用が掛かるわけです。そう考えると、今回の結果の、価格が安いほうのクリーム20にしても、1か月あたり7,150円というのは安いものではないなと私は感じますが、いかがでしょうか。
「お試し」での使用はできるのか。
では、最後に「お試し」での使用はできるのか見ていきます。
まず、トライアルセットの販売の有無ですがSK2もドモホルンリンクルもトライアルセットがあります。
SK2の「お試し」
時期によってさまざまなトライアルセットが出ています。
今回は「フルライン トライアル キット」を見てみます。
内容ですが、
- フェイシャル トリートメント エッセンス (75ml) 現品
- フェイシャル トリートメント クレンザー (20g)
- フェイシャル トリートメント クレンジング ジェル (15g)
- R.N.A.パワー ラディカル ニュー エイジ (15g)
*2017年1月10日 数量限定発売
というのものです。金額は税込み送料無料10,692円(当時の価格)です。
正直これですとトライアルというよりも本商品を買っている状態ですね。
で、試供品を試すこともできますので、「お試し」にはそちらをおすすめします。
それは、ショップに行って試供品をもらってくることです。
面倒かもしれませんが「お試し」をするために10,692円もだすというのは高いと思います。
で、ショップに行くと「マジックリング」という装置で肌の診断をしてくれますのでこれを受けて試供品をもらうことになると思います。
SK2はかなりの数のショップがあっておもな都市にはだいたいショップがあります。
ドモホルンリンクルの「お試し」
ドモホルンリンクルには3日間分の小さなボトルのセットの「無料お試しセット」というものがあります。
インターネットで申し込みができ、送られてきます。
フルライン全8点が入ったセットを試せるのでクリーム20はもちろんドモホルンリンクルのほかのアイテムも試せます。
ですので、クリーム20が気に入るかもしれませんしクリーム20よりももっと気に入るアイテムと出会うことになるかもしれません。
3日間分とはいえフルラインが無料なのはとてもありがたいサービスと思います。
付け足しですが、ドモホルンリンクルは「無料お試しセット」を申し込むと営業の電話がかかってくるようになります。それにやや電話が多いです。
私の感覚では多いなと思いましたがほかの人の口コミでもそのような書き込みがありましたので、電話が来る件を付け足しておきます。
それで? SK2とドモホルンリンクルのどちらがいいのか
今回の記事も長くなりましたのでこれまでの内容を一覧表にまとめてみます。
以下、一覧表の中では
- 「SK2」が「フェイシャルトリートメントエッセンス」
- 「ドモ」がドモホルンリンクルの「クリーム20」
です。
特徴と使用感
特徴(成分) | 使用感 | |
SK2 | 酵母発酵エキス | さらさら 弱った肌に刺激も |
ドモ | コラーゲン 和漢エキス | 濃厚 脂性肌に不向き |
価格
1か月(30日)あたりの価格で比較 | |
SK2 | 8,400円(税込送料無料) |
ドモ | 7,150円(税込送料無料) |
「お試し」での使用
トライアルセットの有無 | 備考 | |
SK2 | 約1万円。ショップでは試供品をもらえる。 | ショップに行くのがちょっと面倒。 |
ドモ | 3日分の無料お試しセットがある。 | 営業の電話が多めにかかってくる。 |
どちらがいいのか
SK2もドモホルンリンクルもともに人気も実績もあり、多くの人たちに愛されているとても優れた化粧品と思います。
そのうえで今回はどちらがいいのかを考えてきました。
どちらも一長一短がありました。特徴・使用感のまったく違うアイテムなので、テクスチャの好みの違い、使う人の肌質で評価はかなり変わりそうです。
特徴・使用感での評価は、今回は保留ですね。
価格面では大きな違いがなくまあまあ引き分けと言っていいでしょう。
ですが、そうは言っても、両者とも1か月あたり1アイテムのみで7,150円以上が必要でした。
どちらも1つのアイテムだけで1か月あたり7,150円以上必要というのは、私たち使う側には大きな負担になると思います。
また、「お試し」をしてみるために
- SK2は、試供品をもらうにはショップに行かなければいけないのが面倒かな、と感じる一方、
- ドモホルンリンクルはインターネットで申し込みができる「無料お試しセット」が用意されています。ですがその後の営業電話が多めなのは私としては結構嫌なところです。
なので両者とも「お試し」するのにちょっと敷居が高いな、と個人的に感じています。
SK2とドモホルンリンクルの評価を全部まとめるとこうなります。
特徴・使用感 | 価格面 | お試し | |
SK2 | 評価保留 | 引き分け | 敷居高い |
ドモ | 評価保留 | 引き分け | 敷居高い |
さて、このような結果となり申し訳ありません。
「SK2とドモホルンリンクルのどっちがいいの?」に答えが出せてません。
「しかも価格面が高め」という課題も浮上してきて残ったままです。
ただ、
- さらさらした化粧水でシャバシャバとスキンケアをしたい場合にはSK2。それに対して、
- コックリ、こってりとしたテクスチャでモイスチャー成分としての油分濃厚なクリームで肌を覆い乾燥しがちな肌質を健やかにしていきたい。という場合はドモホルンリンクル。
と【テクスチャの好み】での選択ということはできるかもしれません。何といっても毎日使う化粧品のことなんですから。
ですが。
いやそれは分かっているけど【価格】が!ということは大きいですよね。
現実の問題です。この金額だと生活費の中に占める割合が大きい。ですよね?このあともう少しだけお読みください👇
ご提案
ここまで読んでいただきましたのにこのままではこの記事は終われません。。。
ですので最後にひとつご提案をしてこの記事を終わりにしたいと思います。
ドモホルンリンクルとSK2の価格を抑えるための【代わりの化粧品】のご提案です。
ドモホルンリンクルの代わり
ドモホルンリンクル全8点の全成分と一致率の高いものを膨大な作業の結果 選んだ化粧品です。
全8点との比較でひと月あたり27,193円も安くできる【代わりになる化粧品】を見つけています。
代わりの化粧品に決断すればひと月あたり27,193円も価格を抑えられますので、価格面でどうしても無理だけど気になられている場合、諦めずぜひぜひお読みください。
こちら、かなりおすすめです。こちらの記事に詳しく書きましたのでお読みください👇
SK2の代わり
SK2についても、価格をおさえることができる、成分が似た別の化粧品があるんです。
それは、
「アルケミー」という化粧品です。
多くの芸能人にも愛され実力としても十分なものを持っている化粧品でSK2同様、発酵コスメとなっており、私からはSK2の代わりの大本命でおすすめの化粧品です。バラの香りがとてもよく、使用感としてはSK2より優れていると思います。
いまですと1週間分のフルライン3,300円分のトライアルセットが税込み送料無料1,650円とたいへんお得ですし、本製品を買っても価格は例えば化粧水が1か月あたり2,000円くらいでおさまります。
SK2は1か月8,400円と高めですが、アルケミーですとこの点を大きくクリアでき節約になります。
このようなことからSK2の代わりとしてアルケミーをご紹介します。
SK2とアルケミーの比較をこちらの記事でくわしく書きました。
こちらもオススメの記事ですので読んでみてください。
↓↓↓
今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。
(追記)
ちなみに、なんですが、ドモホルンリンクルを使っているけどやめるとどうなってしまうんだろう(こわい)、という場合のために、こんな記事も書いていますので参考になると思います。
↓
長い長い記事になってしまいました。お読みくださりありがとうございました。