化粧下地、BBクリーム、CCクリーム
時短メイクのためのベースメイクのアイテムを探すと、
- 「化粧下地」のほかに、
- 「BBクリーム」とか、
- 「CCクリーム」
という言葉が出てきます。
でも、これらは何をさしていて使うとどういう効果があるのでしょうか。なにが違うのでしょうか。
今回は、化粧下地、BBクリーム、CCクリームの3つを比較してその違いを説明します。
化粧下地とBBクリームの違い
化粧下地とは
洗顔をしたあと化粧水、乳液でお肌を整えたら、お化粧の基本的な順序は以下のように進みますよね。
化粧下地 ⇒ ファンデーション ⇒ コンシーラー ⇒ フェイスパウダー
化粧下地を塗ることによってファンデーションのノリがとてもよくなりますしファンデーションからお肌を守る働きを持っているので、化粧下地はお化粧をするとき必要なものです。
で、実際の商品を見てみると化粧下地の機能のほかにUVであったり、保湿液、美容液が入っていたりします。
塗り方のしっかり度については、しっかり塗ることでコンシーラー不要のカバー力を持たせたり、薄く塗ることでナチュラル感のあるすっぴん風メイクができると説明されています。
ナチュラルなすっぴん風メイクにする場合は化粧下地だけで工程を終わらせてしまいます。このときは薄く塗ります。
化粧下地 ⇒ ファンデーション ⇒ コンシーラー ⇒ フェイスパウダー
時短メイクですね。 さらに立体感を出したい場合にはフェイスパウダーを使いますし、場合によってファンデとパウダーを使います。
化粧下地はカバー力を持っていて、もともとは塗ったあとにファンデやパウダーを使うものなのですが、実際の商品を見ると、肌トラブルをカバーできるのでコンシーラー不要とうたったりと化粧下地のあとの工程も含んでいますので、結局は商品を買うにあたってはこれら工程をオールインワンにしたものであるBBクリームとの違いがあまりないのではないかと思います。
ただ、BBクリームと化粧下地の違いをシンプルにはっきりと理解しておくためには、商品によってUV効果や保湿液、美容液、ファンデの成分などさまざまな成分が入っているのでいちがいには言えませんが、
- BBクリーム ≒ 化粧下地 + ファンデーション
このように思っていれば大きな間違いではないと思います。
【化粧下地の例】
300万個を突破という、日本一売れているすごい化粧下地です。美容成分が配合されていて、メイク効果でカバーしながらスキンケアも同時にできてしまうものになっています。
【BBクリームの例】
「ファンデーション」という表示ですが、化粧下地の機能もあり、美容成分も入っていますので、内容的にはBBクリームと思います。「シワ改善」の字が大きいです👆
BBクリームとCCクリームの違い
BBクリームとは
BBクリームは韓国で爆発的に売れて韓国女優によって日本でも大人気になりました。
もともとは医療の現場で患者の手術のアフターケアとして開発されたもので、のちに韓国でコスメとしてメーカーが改良して作ったものなんですね。
ですので、BBは「傷や欠点を隠すたの香膏(こうこう)」という意味のBlemish Balmの略なんです。
BBはコスメ的な何かの略というわけではなかったのですよね。
この点はお化粧の下地として作られてきた化粧下地と全く違うところです。
ただ、Beauty Balmと言われることもあるようでこちらはコスメ的な言い方となっています。
BBクリームの特徴はカバー力です。ここがCCクリームと違う点です。
もともとが医療の現場で傷を隠すためのものでしたから、ナチュラルメイクをするときでも隠したいところはしっかり隠すことができる少しマット感がある仕上りになるものです。
クリーミーにできていて、美容液、保湿液、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、UVケアの効果を持つオールインワンの時短メイク商品です。フェイスパウダーを含んでいる商品もあります。
化粧下地 ⇒ ファンデーション ⇒ コンシーラー BBクリーム ⇒ フェイスパウダー
フェイスパウダーは立体感を出したいときに必要に応じて使います。
CCクリームとは
CCクリームのCCはColor Control(色のコントロール、調整)とかColorCorrecting(色の補正)とかを意味していて肌の色を綺麗に見せるために色を補正するのが目的です。
BBクリームはカバー力が特徴でもともとが医療の現場で傷を隠すためのものでしたから、BBクリームと考え方がだいぶ違いますよね。
CCクリームの特徴は欠点をカモフラージュするところです。
BBクリームは欠点を隠すことが特徴でしたので違いますよね。
↓
- BBクリームの特徴は欠点を隠すところ。
- CCクリームの特徴は欠点をカモフラージュするところ。
CCクリームは、テクスチャー(表面の材質の感覚)が軽めで肌になじみやすいものでできていて、自然な感じに肌を綺麗に見せれるような形で肌の色を調整、補正することで欠点をカモフラージュしてくれます。
BBに対して透明感があるともいえるかもしれません。
ただCCクリームの中にもややカバー力のあるものもあってそういうものはBBクリームの特徴も併せ持っているのでBBとCCの中間的なものと言えるかもしれません。
CCクリームと表示していてもカバー力があるのか軽めなのかなど商品ごとに違いがあるので、実際に使ってみるまではやはり商品の説明をよく読むことが大事なんですよね。
CCクリームもBBと同様に時短メイク向けのオールインワン商品で、美容液、保湿液、化粧下地、ファンデーション、UVケアの効果を持つオールインワンの時短メイク商品です。
パウダーを含んでいる商品もあります。カバー力のあるものはコンシーラーの効果も期待です。
化粧下地 ⇒ ファンデーション ⇒ コンシーラー CCクリーム ⇒ フェイスパウダー
フェイスパウダーはより自然な感じを出す立体感を出したいときに使います。
【CCクリームの例】
表記していませんが内容は十分にCCクリームと思います。↑このサイトではクレンジングがセットになったお得な限定セットをご覧になれます。
ではBBクリームとCCクリームのどちらを使うべきなのか
さて、ここまでBBとCCについて説明してきましたが、それではBBとCCのどちらを使うべきなのでしょうか。