肌にはビタミンCを塗るのがいい。
そう言われてきましたが、最近、レチノール(ビタミンA)も注目されていますよね。
レチノールを肌に使ってのいいところは、
- 即効性が高い。
- コラーゲン、ヒアルロン酸を増やす。
- 肌のターンオーバーを正常化する。
というところです。
今回はもう少し詳しく、レチノールの良い点と、さらに悪い点についても説明します。
レチノール
ビタミンAにはいくつもの種類があって、レチノールはそのうちの一つです。
ここでは参考に3つのビタミンAをあげておきます。
ビタミンAの種類
- レチノイン酸
- レチノール
- パルミチン酸レチノール
このうち化粧品によく使われているのはパルミチン酸レチノールで、これは安定性が高いためです。
しかし、浸透性ではレチノールが有利で、レチノールは即効性が高いのでぜひ肌に使いたいビタミンAです。
ただし、刺激がやや強いという特徴もあります。
肌への刺激 | 浸透性 | 安定性 | |
レチノイン酸 | +++++ | +++ | + |
レチノール | +++ | ++++ | + |
パルミチン酸レチノール | + | + | +++++ |
ちなみにレチノイン酸は「トレチノイン」とも呼ばれレチノールよりも効果が高いのですが、刺激がとても強く、使うためには医師の処方箋が必要です。
刺激が強いため、場合によっては肌が赤くなったり、ひどいときには皮膚がはがれてしまったりすることもあるようです。
病院に行くとレチノイン酸が処方されるときには、レチノイン酸とハイドロキノンが一緒に処方されることが多いようです。
ハイドロキノンはシミ・そばかす対策に用いられます。
レチノールの良い点・悪い点
ここまでの説明を「良い点」・「悪い点」にわけて整理してみます。
良い点
- 即効性が高い。
- コラーゲン、ヒアルロン酸を増やす。
- 肌のターンオーバーを正常化する。
悪い点
- 肌への刺激が強い。
- 成分としての安定性が悪い。
レチノールは即効性が高いというところが非常に魅力で、すばやくにコラーゲン、ヒアルロン酸を増やしたり、ターンオーバーを正常化することに働きかけてくれます。
しかしながら、肌への刺激が強く、化粧品としては安定性が悪く劣化がしやすいものとなっています。
しかしレチノールの「良い点」をなんとか生かし化粧品として役立てようと、「悪い点」を抑える工夫をして最近レチノール配合の基礎化粧品が出てくるようになりました。
レチノール配合の基礎化粧品
レチノールを配合した化粧品はいくつかだけですが発売されています。
順に見てみましょう。
ビーグレン QuSomeレチノA
レチノールのほか、レチノイン酸トコフェリルを配合し、レチノールでは働きの弱い真皮のコラーゲンの合成も促進させます。
また、独自の浸透技術「QuSome」で成分を微細なカプセルに閉じ込め、よりしっかりと肌に浸透させることができるようになっています。
資生堂 レチノバイタルクリームV
資生堂では「純粋レチノールを配合」と表示していて、これはビタミンA誘導体ではないという意味で使われているようです。
配合しているのはレチノールです。
DHC レチノAエッセンス
レチノールのほかオリーブバージンオイルなどを配合している商品です。
今回ご紹介しているレチノール配合の基礎化粧品はどれも美容液です。
せっかくですのでちょっと比較してみましょう。
レチノール配合の各社美容液をちょっと比較してみた
今回3つのアイテムをあげましたが、各社のレチノール配合の美容液を、レチノールの悪い点をどのように抑えているかという視点で比較します。
まず、レチノールの悪い点ですが、以下のものでした。
レチノールの悪い点
- 成分としての安定性が悪い。
- 肌への刺激が強い。
これに対してそれぞれの美容液について確認します。
レチノールが成分として安定性が悪いという点については、美容液の容器の密閉性を高くするなどの工夫を各社それぞれで行なっていて、これについては3つの美容液とも対応しているようでした。
しかし、肌への刺激が強いというレチノールの悪い点に対してはビーグレンが独自技術で対応しているものの、ほかの2社は対応しておりませんでした。
肌への刺激に対するビーグレンの対応の詳細を説明します。
ビーグレンの独自技術「QuSome」(キューソーム)
医療の現場で麻酔などを肌から浸透させる技術を応用した独自技術「QuSome」で肌に浸透させます。
「QuSome」の技術では、浸透性の高い微細なカプセルに成分を閉じ込めて、そのままでは浸透しにくい成分までも肌の奥のほうと浸透させることができます。
そして、この技術ですと肌への刺激がやや強いレチノールもカプセルに閉じ込め、肌の奥に浸透しつつカプセルから徐々にレチノールが出てくる、というしくみになっているので、レチノールの刺激も抑えつつレチノールの良い点を受け取ることができそうです。
実際に私も使ってみましたが私には刺激は全く感じられませんでした。
使ってみて特に感じたのはその即効性。そして早い段階で深いシワが薄くなっていくのを感じました。
ほうれい線がうすくなって短くなっていったのです。
QuSomeレチノA
QuSomeレチノAにはレチノールのほかにさらにレチノイン酸トコフェリルが配合されています。
レチノールは肌の表皮のヒアルロン酸を増加させ、表皮の水分量を高めます。
これによって肌がやわらかくなってシワが改善します。
ただし肌の奥寄りの真皮への働きは十分ではありません。
QuSomeレチノAには、レチノールを補うような形でレチノイン酸トコフェリルが配合されています。
レチノイン酸トコフェリルは真皮に働きかけ、真皮のコラーゲンを増加させます。
コラーゲンは肌の70%を占め、肌をしっかり支える役割があります。
ですのでコラーゲンが不足すると肌が重力でよれて深いしわができてしまうことにつながります。
これに対してレチノイン酸トコフェリルによって真皮のコラーゲンが増加すると、深いしわが消えていくことになります。
QuSomeレチノAにはこういうことができます。
しかも即効性がありました。
QuSomeレチノAは、いまですと、QuSomeレチノAを含むスキンケアのラインが7日間のお試し用のセットが送料無料税込み1,100円で入手することができます。
このトライアルセットにはビタミンC配合の美容液も入っていて、ビタミンCとレチノール両方の力でコラーゲンを増加させシワの対策を打つことができるので大変おすすめです。
本製品を購入して本格的に始めたいところですが、まずはお試し用のセットを使ってみていただきたいと思います。
実際、お試し用のセットが大変お得な価格に設定されていて最もお得ですし、実際、その実力を1週間ほどで感じることができると思います。
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⇒ ビーグレン 7day Special Set 公式サイト
ぜひビタミンAとビタミンCの肌へのチカラを、存分にお試しください。
今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。