「毛穴がない肌になりたい」と思う人は多いでしょう。
しかし人間には多くの毛穴があり、毛穴をゼロにすることはできません。
きれいな肌に見せるためには、毛穴を目立たせないメイクをすることが早道ではないでしょうか。
今回は「毛穴を目立たなくするメイク方法」を紹介します。
毛穴の種類をわけて、より効果的に隠すことができるファンデーションやアイテムを紹介します。
「大きくなった毛穴」を目立たせないメイク方法
毛穴の大きさ自体が大きくなってしまう原因は、加齢が考えられます。
若いときの肌は重力に逆らう弾力パワーがあるため、毛穴の形も丸く小さい傾向があります。
しかし歳を重ねると、肌はどうしても重力に負けてたるみ始めるのです。
肌が下向きになれば、毛穴も下に引っ張られ縦長に大きく伸びてしまいます。
「最近、毛穴が大きくなった」と思ったら、メイクで目立たせない方法を行うと同時にエイジングケアを始めてみましょう。
肌のたるみは、乾燥が影響していることも考えらえます。
肌が十分に潤っていれば、肌はふっくらとするため毛穴は押されるのです。
肌の保湿をするとき、乳液を増やす人が多いようです。
しかし、肌の保湿を考えるならば乳液よりも化粧水の量を増やしたほうがいいでしょう。
とくにメイク前に乳液を多く使うと、ファンデーションがよれてしまうことがあります。
大きくなった毛穴は、意外と深さは浅いかもしれません。
深さが浅い毛穴ならば、ファンデーションを塗る前に一段明るい下地クリームを使うだけで毛穴は目立たなくなるかもしれません。
深さが浅い毛穴ならば、パウダーファンデーションがいいでしょう。
パウダーの細かな粒子が光を反射し、毛穴を目立ちにくくします。
「クレーターのように凹凸が激しい毛穴」を目立たせないメイク方法
クレーターのように深さが深く、凹凸がはっきりとわかる毛穴もあります。
クレーターのような毛穴は、色を重ねただけでは隠すことはできません。
深さがるため、色をかぶせるだけでは「影」ができてしまい、さらに毛穴が目立ってしまうのです。
深さがあるときには、穴を埋める作業が必要です。
パウダーファンデーションだけでは穴をふさぐことはできないため、下地クリームやクリームファンデーションを使ってみましょう。
ファンデーションには、パウダーファンデーションとリキッドファンデーションとクリームファンデーションの3種類があります。
パウダーファンデーションは、粒子が細かい粒が特徴であり、光の反射を味方につけることができます。
深さの浅い毛穴には適していますが、深さが深いクレーター毛穴に使うと、影を作ってしまいます。
リキッドファンデーションは、液体のファンデーションです。
さらっとした質感であるため、伸びが良く密着度があります。
深い穴をうめるだけの固さはありませんが、多少は毛穴に入り込むため、リキッドファンデーションのあとにパウダーを使うといいでしょう。
クレータ毛穴に適しているクリームファンデーションは、クリームのような質感です。
適度な固さがあるため、カバー力が優れています。
カバー力の強さは、上から順にクリームファンデーション、リキッドファンデーション、パウダーファンデーションになります。
全体的に毛穴が目立つときには、ファンデーションの種類を工夫することで効果が実感できるでしょう。
クレーター毛穴といわれる「深さがある毛穴」ができてしまう原因は「無理な角栓の除去」である可能性があります。
角栓を無理に毛穴から引っ張り出してしまうと、毛穴が傷つき広がったままの状態になることがあるのです。
角栓に気がついたときには、引っ張り出すのではなく「自然と抜け出やすい状況」を作るようにしましょう。
「皮脂が詰まった毛穴」を目立たせないメイク方法
皮脂が詰まった毛穴は放っておけば色が濃くなってきます。
メイクで一時しのぎをした後は、きちんと毛穴の掃除をするようにしましょう。
皮脂が詰まった毛穴に色がついているようならば、ファンデーションの前にコンシーラーを使った方がいいかもしれません。
とくにいちご鼻のように黒ずみが目立つ場所は、コンシーラーで色を目立たないようにしてからメイクをしましょう。
コンシーラーの色は、若干暗めの色を選んだ方が毛穴の色をごまかしやすくなるでしょう。
皮脂が詰まった毛穴は、一時的にはメイクで隠すことはできても徐々に毛穴が大きくなってしまいます。
毛穴に詰まった皮脂にメイクの落し残しが混ざらないように、クレンジングを入念に行うといいでしょう。
毛穴は、メイクをするときには邪魔なものですが、皮脂を分泌する重要な役割を持っています。
毛穴をきれいに掃除しておくことで、適度な皮脂が分泌され肌がしっとりとなり、メイクもきれいに仕上げることができるのです。
今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。