乾燥肌に昔ながらの6つの知恵!カサカサ肌にサヨナラしよう

保湿
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木枯らしが吹く季節は、お肌にとっても辛い季節ですね。

 

カサカサしたお肌はメイクのノリも悪くなるし、粉を拭いてしまうと老けて見えるような気がしませんか?

気になる乾燥肌対策には、昔からおばあちゃんの知恵がありました。

 

今回は簡単に家でもできる乾燥肌対策を特集します。

 

乾燥肌対策

おばあちゃんが教えてくれることは、昔から伝わる知恵として重宝されてきましたが、最近はあまり聞く機会がありませんね。

 

しかし昔から残っている知恵には、きちんと効果を感じるものが多く、迷信とも言い切れないのです。

 

日本だけでなく、海外でも使われる乾燥肌対策を6つ厳選して、美容法としてのやり方も併せてご紹介します。

 

1 米ぬか

江戸時代の銭湯では糠袋を持って行くことが当たり前でした。

 

体の脂や汚れを落とし、きれいにすることができるからです。

 

米ぬかには様々な栄養がたくさん含まれています。

 

特にお肌にいい成分としては、ビタミンEやB、それに各種のミネラルが豊富です。

 

こうした成分の中にはお肌の水分を保つ働きをするものもありますので、乾燥の季節にはうれしいですね。

 

美容法としては米ぬかでの洗顔がおすすめです。

 

昔の人は糠袋を使ってお風呂で体を洗いましたが、糠がなくても米のとぎ汁で代用することができます。

 

木綿の袋に米糠を入れた物をお湯に浸すと白く濁りますが、米のとぎ汁にも同じ成分が溶けだしていますので、ぜひ捨てずに洗顔に使ってみましょう。

 

とぎ汁は最初の水は捨て、二回目に注いだとぎ汁を取っておきます。

 

洗面器に移し、1.5倍ほどに薄めて顔を洗います。

 

あまりごしごしこすると刺激になりますので、優しく洗うようにしましょう。

 

最後はきれいな水で流すと、つるっとしたお肌を実感しますよ。

 

2 ハチミツ

ハチミツはそのほとんどが糖分なので、保湿力がとても高いです。

 

栄養もとても豊富で、ニュージーランドのマヌカハニーなどは、風邪をひいたときに欠かせないそうです。

 

乾燥が気になる部分に直接つけたり、洗顔料に少量混ぜるなど美容法も色々あります。

 

  • 唇に塗る…ひび割れが気になる唇には直接つけましょう。なめても安心なリップクリームとして保湿してくれます。

 

  • 頭皮ケア…普段使っているシャンプーに少量のハチミツを混ぜます。きめの細かい泡がたち、さらに保湿力もアップします。

 

  • 洗顔料…こちらも普段使っている洗顔料に少量混ぜるだけです。固い泡ができるので、お肌への刺激も軽くなります。

 

  • パック…ヨーグルトとハチミツを混ぜた物を、顔に塗ることで保湿力のあるパックができます。垂れる場合は小麦粉を混ぜて固さを調整することもできる、食べても安心なパックです。

 

こうしたハチミツを使った美容法をした後は、きちんとお湯で洗い流すことが基本です。

 

流した後がべたべたすることがないので、自然派のお手入れとしておすすめです。

 

3 ココナッツオイル

海外セレブも愛用していると話題になったのは、ココナッツオイルを使った美容法。

 

中でもエキストラバージンココナッツオイルは、敏感肌でも安心といわれている美容オイルです。

 

ココナッツオイルには脂肪酸が豊富に含まれているため、お肌に潤いを与えます。

 

また毛穴から浸透するので、内側から栄養を与えることができます。

 

美容法としてだけでなく、肌トラブルにも使用するという地域もあるので、一つあると重宝しそうですね。

 

美容法としては、ココナッツオイルをお肌につけてのマッサージがおすすめです。

 

お肌の滑りをよくして血行を促しますし、豊富な栄養も浸透させることができますね。

 

マッサージの最後は、40度ほどのお湯で濡らしたタオルで温パックをすると、お肌がふっくらとしますのでおすすめです。

 

4 紫外線対策

紫外線の刺激はお肌の乾燥をさらに進めてしまいます。

 

夏でも冬でも一年中紫外線対策をすることが大切です。

 

昔の農家の女性たちは、必ず長袖とつばの大きな帽子をかぶって作業していました。

 

特別なUVクリームがなくても紫外線対策をしていたわけです。

 

冬に日傘は面倒かもしれませんが、帽子をかぶったり、SPF20のUVクリームは一年中つけるなど、できる限り紫外線を防止したいですね。

 

5 絹の洗顔タオル

京都の舞妓さんの知恵として有名なのは、絹の布を使った洗顔方法です。

 

絹糸は蚕が出す糸を使ったものですが、とても細く繊細な糸です。

 

絹織物は着物の生地として使われますが、そうした生地の切れ端を小さく切って洗顔の時に使うそうです。

 

この絹糸は、古い角質を取り除いてくれて、皮脂の汚れも落ちるという定評があり、舞妓さんでなくても使いたくなりますよね。

 

お肌に優しいとはいっても、ごしごしこすると刺激になりますので、あくまでやさしくなでることが大切です。

 

現在は「まゆ玉」として販売する地域もありますので、試してみてはいかがでしょうか?

 

絹の肌着は綿の物よりも少し高価ですが、着古した後に小さく切って使ってもいいですね。

 

6 発酵食品を食べる

昔ながらの乾燥肌対策と言えば、食べる美容法もかかせません。

 

一般の人も医食同源を実践していた時代には、毎日の食事が美容法を兼ねていました。

 

お肌の健康は腸が作る、ということは現代では常識になっていますが、昔の人は体で知っていたのではないでしょうか。

 

腸にいいといわれる発酵食品を食べることは、日本だけでなく世界中で当たり前になっています。

 

ヨーグルトやチーズに代表される乳製品や、糠漬けなどの漬物もそうですね。

 

こうした発酵食品を毎日食べることが腸を健康に導き、お肌の状態も自然と整うことが期待できます。

 

外食が多い方でも、発酵食品は種類が多いので、メニューに合わせて選ぶことができて続けやすいですね。

 

発酵食品の食べる美容法を試してみてはいかがでしょうか?

 

乾燥肌の知恵 まとめ

今回は昔ながらの乾燥肌の知恵を見てきましたが、いかがでしたか?

 

日本だけでなく海外でも使われる美容法もありましたが、自宅で簡単に試してみることができますね。

 

初めて試してみるときには必ずパッチテストをして、アレルギーなどの心配がないかどうか、自分のお肌に合っているかどうか確認してくださいね。

 

今年の冬は昔ながらの知恵で、乾燥肌を防いでいきましょう。

 

 

今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。