乾燥肌がクレンジングで悪化する?!ひどくならないためのメイク落とし術

クレンジング・洗顔
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空気の乾燥と共に増えるのが乾燥肌のお悩みですね。

特に冬の空気は乾燥しているので、お肌のカサカサがつらいという声も多くなります。

 

メイクのノリまで悪くなる乾燥肌が、実はクレンジングによってひどくなることもあるって知っていますか?

 

自分に合わないクレンジングを使い続けることで乾燥を悪化させる可能性もあるのです。

 

今回は乾燥肌にぴったりのクレンジングの選び方をご紹介します。

 

クレンジングの種類

一口にクレンジングと言っても、コスメ売り場にはずらっとたくさん並んでいますよね。

 

その中から一つ購入する時は、どんな基準で選んでいますか?

 

一部の女性は販売員に勧められたと答えますが、ほとんどの女性は「なんとなく良さそう」という曖昧な基準で選んでいるようです。

 

また「値段が安かったから」という意見も多いので、クレンジングの種類や中身で選ぶ女性は少ないようです。

 

しかしクレンジングは、種類によって成分がかなり違います。

 

というのも、その種類は5~6種類ほどあり、それぞれメイクを落とせる力に差があるためなのです。

 

旅行などに持って行くシートタイプ、こちらはリキッドのクレンジングをコットンに染みこませたタイプです。

 

どんな時でも使えて便利ですが、メイクの油分を落とす力はとても強いです。

 

次にオイルタイプは、メイクの油分をオイルで溶かして落とすタイプです。

 

こちらも洗浄力が強いので、メイクを落とす力も強くなります。

 

ジェルタイプにもオイル配合の商品があり、同じくメイクを落とす力が強いです。

 

上の3つのタイプは、メイクを素早く落とすことができて、さっぱりするというメリットがあります。

 

しかし反面、お肌に大切な保護膜である皮脂まで根こそぎ落としてしまう場合もあるため、お肌にとっては刺激が強い可能性があります。

 

お肌の保護膜を失うということは、紫外線などの刺激を受けやすくなり、水分の蒸発を止められないため、乾燥が進んでしまいます。

 

ジェルでもノンオイルのタイプは、メイクを落とす力はそれほど強くありません。

 

同じようにクリームタイプとミルクタイプも、それほど強い力はありません。

 

単純にお肌への刺激を考えると、弱い力でメイクを落とすタイプのクレンジングを使うことがおすすめです。

 

でもメイク残りが心配…?

 

はい、確かに乾燥が怖いからと言って弱いタイプのクレンジングでメイクを落としていると、お肌にメイクの汚れが残ってしまう可能性もあります。

 

汚れが残ったまま翌日メイクを重ねると、毛穴の奥深くに昨日のファンデを押し込んでしまいます。

 

すると落ちにくくなった汚れが酸化して、黒いぽつぽつになって残ってしまうことが考えられます。

 

これはなんとしても避けたいですよね。

 

乾燥肌にならないクレンジング術

クレンジングを選ぶ時には、その日のメイクに合わせて選ぶことが大切です。

 

そしてお肌が乾燥しないようにポイントを押さえ、フォローすることが必要なのです。

 

海や山で遊んだ日のウォータープルーフのメイクは、汗や水で流れないように油分を多く含みます。

 

またメイク直し不要と謳っているコスメや、崩れにくいファンデなどは、お肌へ密着させるために油分が多くなります。

 

こうした日のクレンジングは、きちんと洗浄力の強いものを選びましょう。

 

ただし、クレンジング料が顔についている時間は30秒ほどに抑えて素早く落とします。

 

落とす時には決してお肌をこすらないように気をつけましょう。

 

シートタイプは、一か所ずつ押さえるようにメイクとなじませます。

 

オイルタイプならオイリーなTゾーンに最初につけて、その後乾燥しやすいUゾーンにのばしていきます。

 

洗浄力が強いクレンジング料は、顔に伸ばしているうちに素早くメイクとなじんで汚れを浮かせます。

 

じっくり洗っていると刺激が強いので、メイクが軽くなったらすぐに洗い流しましょう。

 

クレンジングの後には洗顔料でダブル洗顔をします。

 

もしダブル洗顔が苦手な方は、クレンジングと洗顔料が一つになったタイプがおすすめです。

 

その後は化粧水をたっぷりとお肌に入れてあげてください。

 

いつもより2~3回多く手の平にとって顔に水分を入れることで、乾燥を防ぎます。

 

普段の日の軽いメイクはファンデーションの種類によってクレンジングを選びます。

 

一般的にパウダーファンデーションは油分が低く、密着力の高いリキッドファンデーションは油分が高いです。

 

メーカーによっても変わりますが、まずはこちらを目安にして、パウダーをつけた日は弱いクレンジングを使います。

 

リキッドファンデーションをつけた日は強めのクレンジングを使いましょう。

 

またベースメイクは軽いけど、アイメイクはしっかりという場合は、ポイントメイクを落とせるリムーバーを使います。

 

コットンなどに含ませて、一か所ずつ押し当てるようにメイクとなじませることで、濃いめのポイントメイクもきれいに落とすことができます。

 

その後ファンデーションに合わせてクレンジングを選び、顔全体の汚れを落としてあげましょう。

 

どちらの場合も、洗顔後はたっぷりと化粧水を入れて、お肌へのフォローをします。

 

時間のある時には、シートパックなどで時間をかけて水分補給をするといいですね。

 

それでも乾燥するときは…?

 

クレンジングを選ぶときにはお肌の状態よりも、その日のメイクに合わせて選ぶことが大切でしたね。

 

しかしきちんと選んで落としているのに、やっぱり乾燥するという方もいますよね。

 

その場合は、お肌の潤いを残すタイプのクレンジングを選びましょう。

 

ジェルのノンオイルタイプやクリームタイプは、比較的潤いを残しながらメイクを落とすことができます。

 

また、どうしてもという場合には、思い切ってクレンジング自体をしないという選択肢もあります。

 

つまりクレンジングしなくて済むような、オイルフリーのメイクを選ぶことです。

 

クレンジングはお肌についた油性の汚れを落とすためのものですが、オイルフリーであれば普通の洗顔料で落とすことができます。

 

クレンジングの種類を使い分ける手間もありませんし、ダブル洗顔も不要になるのでお肌への負担は確実に減ります。

 

乾燥肌を治すためには、お肌の負担をできる限り減らすことが一番の近道になります。

 

そのためにも、今お使いのメイクを見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

乾燥肌のクレンジング術 まとめ

乾燥するとカサカサだけでなくかゆみもあるので、つらいですよね。

 

クレンジングが合わなくて乾燥肌がひどくなると、メイクどころではなくなってしまいます。

 

そうならないためにも、きちんと選びましょう。

 

今回ご紹介したクレンジング術は、汚れをきちんと落とし、お肌の潤いを残すための洗い方です。

 

いつものメイク落としを見直すきっかけにしていただけるとうれしいです。

 

 

今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。