秋から冬にかけてはお肌が乾燥しやすくなります。
化粧水と乳液でしっかりと保湿ケアしても、パウダーファンデーションを使うと粉をふいたようなお肌になってしまう人も多いのではないでしょうか。
また、ファンデーションだけでは日焼け止めや下地効果が不十分かもしれません。
そこで今回は乾燥したお肌にうれしい「しっとりとしたクリーム」でありながら、日焼け止めも下地効果もファンデーションの役割もある「BBクリーム」についてお話しします。
乾燥が気になるなら「BBクリーム」
乾燥の季節は、ファンデーションを使うことが苦痛に感じられるかもしれません。
「きれいになりたい」と思ってファンデーションを使っているつもりが、ファンデーションを使うことでお肌の乾燥が強調されてしまうこともあるかもしれません。
パウダーファンデーションは、細かな粒子をお肌にのせることできめ細かなお肌にみせることができます。
しかし、乾燥しているお肌には細かな粒子がお肌にピタッとおさまらず、しわや荒れたお肌の溝に粒子が入り込んでしまうため、より乾燥肌を強調してしまう可能性があるのです。
つまり、パウダーファンデーションをきれいに使いこなすためには、保湿がされたお肌であることが大切なのです。
しかし、乾燥の季節はなかなか保湿の効果を実感することができません。
そんなときには、ファンデーション自体に水分が含まれているBBクリームを使ってみてはいかがでしょうか。
BBクリームに似ているものにリキッドファンデーションがあります。
リキッドファンデーションもクリーム状になっているため、水分をふんだんに含んでいます。
しかし、リキッドファンデーションはメインが「ファンデーション」であるため、やはり時間と共に乾燥が気になるかもしれません。
一方、BBクリームはファンデーション効果もあるクリームです。
日焼け止めと下地効果も兼ねそろえているため、1本でメイクの下地とファンデーションを完了させることができます。
BBクリームの優れた点
BBクリームの優れた点は、1本でメイクの1段階が完了できるだけではありません。
BBクリームは、韓国からのおみやげとして注目され、あれよあれよという間に日本でも大流行しました。
日本に入っていきたBBクリームは、さらなる進化を遂げているのです。
保湿効果を出すために、ヒアルロン酸が入ったものやセラミドが入ったものもあります。
「肌色を塗る」だけの化粧品からスキンケアをしながらメイクができるものになったのです。
また、BBクリームは1本でファンデーションまで完了させえることができます。
一つ一つのアイテムを購入するならば、日焼け止めクリームと化粧下地、そしてファンデーションが必要です。
すべてが数千円となれば、全部で1万円以上の出費になります。
しかし、BBクリームならば1本で3役をこなすため、大幅に節約することができるのです。
「きめ細かさ」を強調したいならCCクリームやパウダーを併用
BBクリームは、カバー力にも優れています。
しかし、クリーム状のためパウダーが持つ粒子の細かさはありません。
シミをしっかりとカバーしつつ、粒子が作り出す「きめ細かさ」も欲しいと思うならば、CCクリームやパウダーを併用してみるといいでしょう。
BBクリームを塗った直後のお肌は、クリームの水分でしっとりと潤っています。
その上から粒子が細かいフェイスパウダーをのせれば、乾燥せずにきめ細かさも演出することができるでしょう。
CCクリームとは、BBクリームを軽くしたものと考えていいかもしれません。
「しっかりメイクが必要ない日はCCクリーム、しっかりメイクをしたい日はBBクリーム」のように使い分けてもいいでしょう。
BBクリームは、韓国から日本に入ってきた印象が強いため、韓国発祥の化粧品と思っている人も多いようです。
しかし実は、BBクリームはドイツで開発されたと言われています。
スキンケアに力を入れるドイツ発祥のBBクリームだからこそ、スキンケアとメイク両方のいいところを持っているのかもしれません。
今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。