年を重ねるごと気になってくるのがお肌のしみやしわです。
毎日見ている自分はなかなか気づきにくいですが、何もしなければお肌は無防備な状態です。
確実にしみ予備軍がお肌の下に待機をし、メラニンがどんどん作られてシミとしてお肌に出てくるのです。
シミになりやすい性別
まず性別の男性と女性では、圧倒的に女性がシミになりやすいのです。
女性ホルモンの存在が関係しています。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという二種類がありますがこのプロゲステロンというものが、お肌の一番下の基底層にあるメラノサイトを刺激し、シミのもとになるメラニンを作り出してしまうのです。
また、更年期になりエストロゲンが減少するようになり、もっとエストロゲンを出すように脳から命令がきますがその際にも一緒に刺激してメラニンを作り出してしまいます。
過剰な日焼け、日焼け対策をしていないお肌への日焼けで紫外線を繰り返しあびることにより、メラノサイトが刺激され続けます。
これにより、恒常的にメラノサイトを刺激することになりメラニンが作りだされてしまいます。
女性の中でシミのできやすい人の要因
同じ女性の中でもシミのできやすい人、できにくい人といますが、遺伝的な違いが大きな違いの一つです。
色白の方は、日焼けのあと黒くならず赤くなるのでシミができやすいとされています。
色白の人はもともとメラニンが少なく、紫外線を浴びると体を守ろうとメラニンを作り出すためなのです。
精神的なストレスから分泌されるホルモンがメラノサイトを刺激しメラニンを作り出したり、皮膚炎が治った後などのお肌に香水などをつけていてシミになるケースなどもあります。
体の内部と外部からの要因でシミは作り出されてしまうのです。
シミを作らないために!体の外側からの対策
1 日焼けをしないようにする
子育て中などでしたら日に当たらないというのは無理なことです。
ですので普段から、日差しにさらされないように帽子などでお肌をカバーしたり日焼け止めやファンデーションなどでお肌を守るようにスキンケアすることが大切になってきます。
2 お手入れ
美白効果の高い化粧水などで、お手入れを行うとともにメラニンの排出を促すパックや軽いマッサージなどをしてスキンケアすることが必要です。
パックなどはドラッグストアなどで手に入り簡単に実践できます。
3 マッサージをする
メラニンの排出のために軽いマッサージが必要ということはあまり知られてはいません。
くすみ、にきび、などの肌トラブルの原因の一つは、お肌の血流が悪くなっていることが原因です。
血の巡りが悪くなると、お肌の栄養状態も悪くなり、新しい健康的なお肌へ生まれ変わることが難しくなります。
マッサージを実践することにより、体のいらないものを排出する一方お肌に必要な栄養をきちんと運ぶことができ、体の中の循環をよくし潤いのあるお肌へと導くことができるのです。
マッサージは入浴後や蒸しタオルなどを使って、温めてから始めると血液循環がよくなりさらに効果的です。
すべりのよいクリームなどをつけてやさしくマッサージしてあげるとさらに効果的です。
シミを作らないために!体の内側からの対策
1 抗酸化作用が期待されるあるものを意識して取り込む
シミとは細胞の老化現象です。
ビタミンCやビタミンEなどは抗酸化作用があると言われていて活性酸素を除去する効果が期待されています。
体を酸化させないようにするとよいのです。
2 ストレスをためない
日常生活を送る上である程度さけられないこともありますが、ストレスをためないよう、スポーツや趣味などで気分を発散させる方法を持っておくことも大切なことです。
まとめ
シミができやすいタイプの人のスキンケアについてはいろいろありますが、大切なことは三点にしぼられます。
- 徹底した日焼け、紫外線対策。
- 化粧水で潤わせ、血流をよくする。
- 食べるものにも気をつけて体の中から酸化することを防ぐ。
これらは、シミができにくいお肌をつくることに加えて健康にとってもよいことです。
体が健康であれば、血液もさらさら、お肌もつるつるです。
さまざまな化粧水、美容液などがありますが、一番大事なことはお肌と心が健康であることなのです。
今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。