BBクリームはクレンジング不要?そのまま寝てはいけない理由と落とし方

BBクリーム
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朝の時短をかなえてくれるとして、BBクリームが人気ですね。

いくつも塗り重ねる必要がないため、気軽に外出できることも人気の一つです。

 

楽しい一日が終わった後、夜のクレンジングはどうしていますか?

「BBクリームしかつけていないから今日はそのまま寝てもいいかな~」と思っているなら、要注意ですよ。

今回はBBクリームのクレンジング方法をご紹介します。

 

BBクリームの成分

朝のメイクが1本で済む手軽なBBクリームですが、成分はその分複雑になっています。

 

BBクリームは「日焼け止め」「化粧下地」「ファンデーション」の1本3役を果たします。

中には「コンシーラー」も兼ねるものもあります。

 

美容効果を高めた商品なら、さらに「保湿効果」「美容液」の成分も追加されているので、1本で5~6役も兼ねてくれていますね。

 

発売している商品によってその配合割合は様々です。

 

メイクとしてのカバー力を重視する商品であれば、ファンデーションやコンシーラーの成分が多くなります。

美容効果を重視するなら、保湿や美容成分が多くなります。

 

こうしたBBクリームに共通している成分というのは、肌に密着させるための「油分」です。

顔色をカバーするためには、色を肌に密着させないときれいにカバーすることはできません。

 

このために必要不可欠なのが、油分なのです。

この点では通常のファンデーションと変わらないといえますね。

 

また5~6種類の役割を1本で果たすためには、それぞれの成分をきれいに混ぜ合わせる必要があります。

そのためには添加物を使用することが多くなります。

 

他にも顔色をカバーする顔料や、日焼け止め効果のある紫外線吸収剤、中にはシリコンを配合している商品もあります。

メーカーによって差があるとはいえ、こうした成分が配合されているのです。

 

特に値段の安いBBクリームほど、添加物は多くなる傾向にあると思って間違いないでしょう。

全成分表示のある物を選ぶことはコスメを購入するときの基本ですが、BBクリームには特に求められることだと思います。

 

美容成分をつけたまま眠ることはいいのですが、BBクリームの成分はこのようにそれだけではありません。

 

油分や添加物まで、すべてつけたまま眠ってしまうと、肌への負担になるだけでなく、毛穴の奥まで汚れが入りこんでしまうことにもなります。

 

毛穴が詰まると雑菌が繁殖したり、炎症したりトラブルの原因になります。

朝は手軽なBBクリームですが、夜は必ず落とす必要があるのです。

 

BBクリームのクレンジング方法

BBクリームをきれいに落とすためには、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

 

先ほどお話したように、BBクリームには様々な成分が配合されています。

これらを肌に残したまま眠ってしまうことはおすすめできません。

 

乾燥や肌トラブルの原因になりますし、中には毛穴に残った成分が炎症を起こしてしまったという女性の声もあります。

 

一日過ごしたお肌には、メイク以外のホコリや雑菌もついていますので、きれいに洗い落として肌を休めることが大切です。

 

BBクリームでメイクをした後のクレンジングの手順

1 ぬるま湯で顔を濡らす

最初にぬるま湯で顔を洗い、毛穴を開きやすくしましょう。

奥まで入った汚れを落ちやすくします。

 

お湯の温度はぬるめの30~33度にしておきましょう。

熱いお湯では肌に必要な皮脂まで流れてしまいます。

 

2 クレンジングを選ぶ

BBクリームの成分によっては油分が強いものもあります。

クレンジングの種類によってきれいに落とせないことがありますので、ぴったりのクレンジング料を選びましょう。

 

クレンジングはシートタイプ、オイルタイプが最も洗浄力があります。

オイルフリーのジェルタイプ、クリームタイプ、ミルクタイプは油分に対して弱くなります。

 

BBクリームがカバー力重視の物なら、シートタイプかオイルタイプを使います。

保湿や美容効果重視の物なら、それ以外のクレンジング料を使って落としましょう。

 

3 肌をこすらず落とす

クレンジングでBBクリームを落とす時には、決してこすらないようにやさしく洗います。

洗浄力のあるシートタイプとオイルタイプは特に注意が必要です。

 

洗浄力が強いほど、メイクを溶かして落とす力が強いので、短い時間で十分に落とすことができます。

じっくり時間をかけると肌への負担になりますので、手早く30秒ほどで洗い流しましょう。

 

洗浄力の弱いタイプでも、ごしごしこすっては刺激を与えてしまいます。

優しく指でなでる程度の力加減を守り、汚れが浮いたと感じたら洗い流しましょう。

 

4 洗顔料でダブル洗顔をする

クレンジングの後は必ず洗顔料を使ってダブル洗顔をしましょう。

油分を落とした後は、角質や垢などの水性の汚れを落としてあげます。

 

この時も肌をこすらないように、固めの泡でなで洗いが基本です。

 

ダブル洗顔が苦手な方は、クレンジングと洗顔料が一つになったタイプを試してみるといいでしょう。

 

内容を見て、BBクリームとクレンジングの種類が合っているかどうかもチェックしてくださいね。

 

5 保湿をしっかりする

BBクリームに保湿成分や美容液が入っているとはいえ、クレンジング後のお肌は水分や油分が落ちています。

洗顔後はしっかりと保湿をしましょう。

 

乾いていると思った時にはいつもよりも多めに化粧水をつけて、クリームなどでふたをするとお肌を労わることができます。

 

BBクリームに限らずメイクをしたお肌には負担がかかっていますので、夜は保湿と休憩を取ることが美しく保つ秘訣です。

 

オイルフリーのBBクリームの落とし方

上でご紹介したBBクリーム以外にも、オイルフリーの商品がありますね。

 

油分が入っていないので肌に優しいというメリットのあるBBクリームの場合は、あまり強いクレンジングを使うとかえって肌に負担がかかります。

 

かといって洗顔料だけできれいに落ちるかというと、顔料などが肌に残らないか心配な面もあります。

 

そこでおすすめなのは、BBクリームと同じラインの洗顔料を使って落とすことです。

 

同じ化粧品のラインであれば、BBクリームの配合量などを一番理解した上で洗顔料を開発していると考えられるため、安心して洗うことができますね。

 

BBクリームのクレンジング方法 まとめ

気軽に使えるBBクリームのクレンジング方法を見てきましたが、いかがでしたか?

 

BBクリームには1本に色々な成分が詰め込まれています。

それだけにクレンジングの手間は意外とかかることがおわかりかと思います。

 

「遅く帰ってきてもBBクリームだから落とさなくていい」とそのまま寝てしまい、肌トラブルになることも少なくないようです。

 

今日からはBBクリームでもきちんと落として、お肌の休憩を取りましょう。

 

 

今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。