肌トラブルは3つの「過ぎ」が原因!「良かれと思って」の誤解を解いて正しいスキンケア!

クレンジング・洗顔
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スキンケアに興味がある人は、お肌に良いことならなんでもやってみたいと思うものです。

しかし、その「良かれと思って」が意外と肌トラブルの原因になっていることがあります。

 

今回は、肌トラブルの原因になりやすい3つの「過ぎ」についてお話しします。

 

実年齢より高い年齢用の美容液を使用!与え過ぎる栄養はニキビの原因になる

スキンケアに興味がある人にとって、高額な美容液を使うことは憧れです。

 

普段の生活で節約を頑張って、高額な美容液を手に入れた日は、買っただけできれいなお肌を手に入れたような気持ちになるものです。

 

しかし、美容液は高額だからといって効果が期待できるわけではありません。

 

また、美容液や化粧水には「適した年齢」がイメージされています。

 

例えば、20代の若い人向けの化粧水と60代以降のシニア向けの化粧水とでは、含まれている油分量に違いがあります。

 

しかし「価格が高い方が効果が高い」と思っている人は、20代にもかかわらずより高額なシニア向けの美容液を使いたがることがあるのです。

 

20代のお肌は、まだまだ皮脂分泌が盛んです。

 

皮脂がしっかりと分泌されているお肌に、油分が多めの美容液を重ねてしまえば、油分量が多すぎてしまいます。

 

油分をたくさん与えてしまえば、毛穴が詰まりニキビの原因になってしまうかもしれません。

 

シニア世代は、皮脂分泌が少なくなります。

 

そのためシニア向けのシリーズは、若い世代向けよりもとろみのある質感のスキンケア化粧品が多く、油分も多めに含まれているのです。

 

「シニア向け商品の方が価格が高いから質がいい」と考えず、自分の肌年齢に合ったスキンケア商品を選ぶようにしましょう。

 

角質をきれいにしてから化粧水を浸み込ませたい!洗い過ぎは乾燥肌の原因になる

スキンケアの基本は、クレンジングと洗顔です。

 

化粧水を少しでも深く浸透させるために、古い角質を徹底的に除去してから化粧水を使う人も少なくないのではないでしょうか。

 

一定の年齢までは、古い角質は簡単に洗い落とすことができます。

 

しかし年齢を重ねていくうちに角質が落ちにくくなり、厚く重なり始めるのです。

 

厚く重なった角質は、くすみの原因になり、化粧水を浸み込みにくくします。

 

そのため、一定の年齢を過ぎたらクレンジングと洗顔だけでなく、スクラブや角質をやわらかくするパックが必要となるのです。

 

角質を落す作業は、古い角質がボロボロと落ちるため「やりがい」を感じます。

 

化粧水は、どんなによく浸み込んでも浸み込む深さには限度があり、見た目ではどこまで浸み込んだのかはわかりません。

 

しかし、古い角質はボロボロと消しゴムのカスのように落ちるのです。

 

こすればこするほど、効果が目に見えるため、ついやり過ぎてしまう人が多いのです。

 

角質を落し切り、こすっても何も落ちなくなれば満足して終えることができるかもしれません。

 

しかし、そのあとのお肌はピキピキとつっぱり、場合によっては痛みを感じるくらい乾燥することがあるのです。

 

そこまで乾燥してしまうと、化粧水をのせたときにも痛みを感じることがあります。

 

ストレスフリーの生活を!食べ過ぎによる胃腸トラブルは肌荒れの原因になる

「ストレスがたまるとお肌が荒れる」という人もいるようです。

 

とくにダイエット中は、食べたい欲求を我慢すなければならず、大きなストレスを感じるかもしれません。

 

ストレスはお肌の大敵ということで、好きなものを好きなだけ食べてしまうことも肌荒れの原因になります。

 

女性の好きな食べ物で多いものは、炭水化物でしょうか。

 

パンやケーキなど甘いものが大好きな女性はたくさんいます。

 

生クリームやバターなどの脂肪分を摂りすぎれば、ニキビの原因になるともいわれています。

 

しかし、炭水化物を摂ることでお肌に影響がでるのは脂肪分の摂りすぎだけではありません。

 

炭水化物を摂りすぎると、それだけでお腹がいっぱいになってしまいお肌に必要なビタミンが多く含まれている野菜や果物が食べられなくなってしまうのです。

 

野菜や果物が不足すれば、食物繊維も不足しお肌の大敵「便秘」が始まってしまう可能性が出てきます。

 

ストレスフリーの生活とは「食べたいものを食べたいだけ食べる生活」ではありません。

 

上手にストレス解消をしながら、栄養バランスを考え適量をたべることが大切です。

 

何事も「過剰」はよくありません。

 

スキンケアもやりすぎてしまってトラブルが起きたときは、何もつけずにお肌を休ませてみることも一つの方法です。

 

自分のお肌を知り、自分にとっての適量を知ることが正しいスキンケアの第一歩ではないでしょうか。

 

 

今回の記事も最後までお読みくださりありがとうございました。